合格体験記

40代 男性

  • 氏 名:(Nさん)
  • 居住地:(京都府)
  • 性 別:(男性)
  • 年 齢:(40代)
  • 学習開始時期:(2021年5月上旬)

 

社会福祉士を目指した理由

将来的に、妻の実家のある新潟市に転居することがきっかけです。私は現在のところ、教育や人文系の研究職に携わっており、人間の人格や内面性の育成を専門としています。しかし、業務にたずさわるなかで、個人の内面性と社会性(例えば虐待、ジェンダー、差別、貧困など)が深くかかわっていることを知らされました。
そのことを通して、将来的に、人を社会的な視点から捉えて問題を解決していくソーシャルワークに携わりたいと思い、社会福祉士の資格取得を目指しました。

使用した参考書等

・見て覚える!社会福祉士国試ナビ(中央法規出版) ➡ 中心テキスト
・書いて覚える!社会福祉士国試ナビ穴埋めチェック(中央法規出版)
・社会福祉士国家試験過去問解説集(中央法規出版)➡ 中心問題集

合格までの道のり

a)5月上旬~9月中旬
『見て覚える!社会福祉士国試ナビ』の第一章~第三章について、文章を読んで内容を理解するとともに、赤文字の部分を覚える作業をしました。また、暗記チェック用に『穴埋めチェック』を用いました。この時期の勉強時間は平日1時間~1時間半です。
私の場合は、これまで福祉業務の経験がないため、一から理解し覚えるという方法を取りました。これは必ずしも効率的ではなく、福祉業務の経験のある方の場合や、時間がない場合は、過去問に出ている箇所からテキストをチェックする方法が効率的かも知れません。

b)9月中旬~11月下旬
『社会福祉士国家試験過去問解説集』を中心に取り組みました。全部で5年分の過去問があり、それぞれ3回ずつ解きました。一回解くごとに、〇×△を問題集に書き込み、また、テキストの該当箇所に「〇〇年の過去問出題」という付箋をはり、できなかった場合はその内容も書き込みました。この時期の勉強時間は平日1時間半、休日4時間程度です。
最初のうちは、「何となく解けた」というのが多かったので、理解することや類似する用語の弁別ができるようにしました。

c)12月上旬~1月上旬
法改正について整理するとともに、最新の統計データの把握を行いました。この情報についてはnifisのC-Learningで学びました。また、C-Learningでの予想問題、ドリルを繰り返し行いました。これは法改正や最新統計データが反映されており、かなり精度の高い予想問題で助かりました。また、中央法規の模擬試験を受けました(自宅試験)。

d)1月中旬~2月上旬
これまでのおさらいをするとともに、苦手分野の集中的学習を行いました。また、似たような法律や用語の整理(例えば、生活福祉資金貸付制度と母子・父子・寡婦福祉資金貸付制度など)を行いました。あわせて、Youtubeで一般公開されている国家試験対策の画像をチェックし、試験のポイントを押さえました。

これから受験する方へ

A)なるべく早く試験勉強に取りかかること
社会人でありながら試験勉強するのは、大変であると思います。特に家庭をもっていると、まとまった時間がとりづらいです。試験科目も多いですし、似たような法律や用語が多いなかで、繰り返しの学習が必要ですから、なるべく早く取り掛かることをお勧めします。

B)基礎を理解し、参考書を変えないこと
国家試験は基礎をきちんと押さえれば、合格が可能です。国試ナビ・過去問解説集をマスターすれば十分です。どうしても途中で迷いが生じて、新しい参考書に手を伸ばしてしまいがちですが、それは禁物です。

また、nifisの担当教員の方に勉強方法などを相談することをお勧めします。不安に感じたとき、わからないときは自分で抱えずに、担当の方に相談するといいと思います。

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